例会の記録 2025年12月「日記とSNS」「私の音楽遍歴 Part3」

12月23日(火)、スペーシアにて例会を開催した。出席者は、7名+リモート1名。テーマは「日記とSNS」、「私の音楽遍歴 Part 3」の二本立て。

日記とSNS

日記とは何か ? とりあえず「日常、非日常の備忘録」としておく。では、何のために誰のために日記を書くのか ? 自分自身のため、家族や友人など身近な人に読んでもらうため、作品として残すため、など色々ありそうだ。SNSは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略だから、本来はクローズドな仲間内での情報共有ツールだと思われるが、無料でお手軽に情報発信や共有、告知ができるので重宝され、その勢いは止まるところを知らない。

文芸作品として残っている日記や面白いSNSを紹介した。

  • 「富士日記」 武田百合子・・・武田泰淳夫人・作家。日々の食事の内容や訪問者の記録など日常の些細な出来事を淡々と書いている。
  • 「夢記」  明恵上人・・・鎌倉時代の僧、明恵による18歳頃から亡くなる前年(1231年)までの40年間の夢日記。夢の記録として大変貴重。だいぶ昔のことだが、ユング派精神分析家・河合隼雄の『明恵 夢を生きる』を読んだことがある。
  • YAMAP・・・登山者向けアプリ・コミュニティサイト。行程を描いたカスタマイズ・マップの作成、登山計画の作成・登山届サービス、GPSでの位置情報の提供、活動日記の公開、見守り機能など、登山者にとって大変便利でありがたい機能が満載。このうち、活動日記は登山者のSNSとなっており、新たな出会いのきっかけにもなっている模様。

皆さんへの質問。

  • あなたは、今、日記を付けて(書いて)いますか?
    • Aさん: スマホの予定表を使って日記を付けている。
  • 以前、日記を付けて(書いて)いたことはありますか?  それはいつ頃ですか?
    • Aさん: 20~30代
    • Cさん: イギリス出向時
    • Mさん: 何度も日記帳を買って始めてはすぐにやめてしまう・・の繰り返し
    • Yさん 業務日誌10年、学生時代下宿生活の家計簿1年間
    • Kさん: ない。ザウルスの予定表でしくじった・・・
    • Sさん: 備忘録的に書いてみるが、すぐに断念
  • 家族や友人、知人、有名人などの日記を読みたいと思いますか?
    • 誰も思わない。
  • 文芸作品などになった日記を読んだことはありますか?  その作品名は?
    • こちらも特になし。
  • あなたは、SNSを利用していますか?
    • Aさん: 見るだけだが、リアクションはする。
  • あなたの投稿の閲覧者やフォロワーを把握していますか?
    • Cさん: 友達申請でOKした人のみとしているので把握できている。
  • 家族や友人、知人、有名人などのSNSを閲覧しますか? その頻度は?
    • Hさん: 知人のTさんのFacebookは、美術展の記録をモノクロ写真と会場と展覧会名のみで、シンプルで好感が持てる。
  • 自身の死後、日記やSNSの投稿をどうして欲しいですか?
    • Aさん: 日記も含め浅田文庫を残し、家宝にする。
    • Cさん: 関知しない。
  • 日記とSNSの違いはなんだと思いますか?
    • 日記は、普通は人に見せることを前提としていない。
    • SNSは、誰かに構ってほしい人が書く。
    • 日記は残らないが、SNSの情報はどこかのサーバーにいつまでも残る。

私の音楽遍歴 Part 3

しつこくバイオリンでクラシック音楽を学びつつも、ジャズ三昧だった高校時代は過ぎ去り、東京での学生時代のお話。

ジャズをやりたかったが、バイオリンでジャズを演奏するイメージが湧かず(S.グラッペリは知っていたが、私の好みではなかった。)、好きだったバロック音楽がやれそうな、立ち上がったばかりの小さな弦楽合奏団に所属。バッハやヴィヴァルディなどの音楽に親しんだ。

一方で、聴く方はだんだんマニアックになっていく。クールジャズ、1920年代の古いジャズ、フリージャズやその流れを汲んだ70〜80年代のジャズ、インドや西アフリカの民族音楽など。そして、その当時、日本ではまだ馴染みの薄かった「古楽」は、N.アーノンクールとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの来日公演を聴きに行ってからハマってしまった。その影響で、バロック・バイオリン奏法を見よう見まね(というか、映像がない時代なので「聴きよう聴きまね」)でやってみたり、F.ブリュッヘンのリコーダーに驚愕して自分でも演奏するようになった。

その後、就職してからは、電子ピアノや電子ハープシコード、さらにはシンセサイザーを買い込んで、バッハのフーガなどを練習した。また、ブラジル音楽に親しむようになり、ボサノヴァはもちろん、MPBやショーロなども聴くようになった。LPレコードからCDに置き換わったが、所蔵枚数は増える一方。

その後、時が過ぎ去り、2006年頃から、たまたま知り合った仲間とジャズを演奏するようになった。ジャズには不向きのバイオリンも、バロック奏法なら何とかなることがわかった。そして、2006年頃から始まり、2021年から本格化する鈴木バイオリン製造さんとの奇しき縁。今ではジャズ・バンドであちこち演奏したり、箏と共演したり、アレンジを手掛けたり、ジャズフェスやライブイベントに出演したり、仕事で音楽イベントの企画・運営に継続的に携わったりと、音楽が生活の中心になってきた感がある。・・・継続は力なり。それと縁。

2026.4.27. M. Hayashi

7時間前