例会の記録 2025年6月 徳川美術館について / 私の音楽遍歴 Part 1

6月20日(金)、スペーシアにて開催。9名出席。内容は、①徳川美術館について (K. Ishiharaさん)、②私の音楽遍歴 Part1 (M. Hayashi)。

徳川美術館について

K. Ishiharaさんは、「もともと美術や骨董にさほど関心があったわけではないが、徳川園で案内のボランティアをしている関係で、隣接する徳川美術館に興味を持った」という。以下、概要を記載する。

徳川美術館は、尾張藩2代藩主・徳川光友の隠居所跡に築造された庭園である徳川園に隣接して建てられており、公益財団法人徳川黎明会が所有・運営。昭和10年に開館した。昭和10年といえば1935年。今年は開館90年に当たり、様々な記念の展覧会が開催される。特に「徳川美術館開館90周年記念特別展 国宝源氏物語絵巻」(11/15〜12/9)は絵巻の全巻が公開され、必見(ただし、めちゃくちゃ混む)。

財団や美術館の設立に尽力したのは、尾張徳川家19代当主・徳川義親。尾張徳川家の東京移転に際し、愛知県下の土地等の財産の処分を指揮し、1931年に財団法人徳川黎明会を設立。そして、保有していた什宝類を黎明会に、文書類を蓬左文庫に保存したのが始まり。義親は植物学に造詣が深く、林業に関心があったことから、徳川林政史研究所を開設。同研究所のウェブサイトは充実しており一見の価値あり。

美術館の所蔵品は、家康が駿府に隠居し、亡くなった後、御三家に譲られた遺品が中心。主な所蔵品を紹介していただいた。

  • 家康の衣服 辻ヶ花
  • 宗春の火事装束 赤羅紗地桐に鳳凰文火事頭巾
  • 徳川家の名刀
    • 夏季特別展「時をかける名刀」開催 (6/14〜9/7)・・・アニメ「刀剣乱舞」ONLINEとコラボで大人気。
  • 初音の調度(国宝) 3代将軍家光の長女・千代姫が、光友に嫁ぐ際の婚礼調度。『源氏物語』「初音」帖「年月を松にひかれてふる人に今日鶯の初音きかせよ」の歌意を主な意匠としている。
  • 源氏物語絵巻(国宝)
  • 雛飾り・・・11 代当主・斉温(なりはる)夫人・福君 (さちぎみ)の婚礼道具210点がすべて残っている
  • 猿面茶席・・・名古屋城二之丸御殿内にあった「猿面茶室」を復元。古田織部作。日本三代名席のひとつ
  • 能舞台、能面、装束、小道具

私の音楽遍歴 Part 1

私 (M. Hayashi) の音楽遍歴を紹介するシリーズ。Part 1は、クラシック音楽に目覚めた幼少期からスズキ・メソードでバイオリンを習っていた小中高時代のお話。そして、クラシック音楽とは何かを私なりに解説した後、オススメのクラシック音楽家を紹介した。

クラシック音楽とは何か。・・・19世紀前半、ロマン派の音楽家達は、18世紀後半から19世紀初頭に活躍したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを模範とし、自らをその継承者と位置付けた。「クラシック音楽 classical music」という用語は早くとも19世紀まで使われていなかった。その頃、J. S. バッハからベートーヴェンまでの時代の音楽を復活させる試みがなされたことにより、クラシック音楽が他と区別されるようになった。初めてオックスフォード英語辞典でクラシック音楽が言及されたのは1836年のことである。(Wikipedia)

一般的には、次の時代の西洋の音楽を意味する。ただし、(  )は微妙。

  • (中世音楽)
  • (ルネサンス音楽) フランドル、スペイン、イングランドなど
  • バロック音楽 17C~18C前半 イタリア、ドイツ、フランス、イングランドなど
  • 古典派 18C中頃~19C初頭 ドイツ → 最も狭い意味でのクラシック音楽
  • ロマン派 19C~20C初頭 ドイツ、フランス、イタリア、ロシアなど
  • 近代音楽~(現代音楽) フランス、ロシア、アメリカなど

他のジャンルと比較したとき、クラシック音楽の特徴は、以下のとおり。

  • 作曲者、編曲者を尊重し、演奏者はあらかじめ書かれた楽譜に忠実に従う。
  • 古典派時代に確立した形式を重んじる。(交響曲、協奏曲、ソナタなど)
  • ポピュラリティより「芸術性」を重んじる。
  • 師事した教師、コンクールでの受賞歴、評論家の評価がモノをいう。
  • 聴衆は静かに音楽を”鑑賞“する。

続いて、今、私が気に入っている演奏家を紹介した。今、ヨーロッパの周縁国や南北アメリカ大陸の演奏家が元気だ。

日本でもクラシック音楽は根強い人気がある。ただ、高尚で堅苦しいイメージがあり、敬遠する人も多い。そんな人には、上記の演奏家の動画を視聴していただくことをオススメする。イメージが変わること必至 !!

以上、5ヶ月以上経過してしまったが、6月例会の報告でした。

2025.11.29 M.Hayashi

2か月前