例会の記録 2025年5月 常識 / 非常識 フリーディスカッション

2025年5月21日(水)、スペーシアにて例会を開催。この日は、今年の例会のテーマとした「常識 / 非常識」について、自由にディスカッションを行った。以下、司会の私の進行をほぼ無視して進んだ会話の中から、面白そうなトピックを抜粋する。

  • ロシアに勤務していたとき、職場では誰も挨拶しないのが常識だったが、自分だけしつこく挨拶していたら、少なくとも自分の周囲だけは、次第に雰囲気が変わっていった。社会主義国の常識に染まっていたロシア人に労働の喜びを知ってもらうきっかけになったのではないか。
  • 桑名の真宗大谷派では、通常の法事の途中に2回休憩が入り、お茶が出て、住職を交えて雑談に花が咲く。これで読経が終わったと思っていたら、しばらくしてまた始まるので面食らった。
  • 子供の頃、両親ともに仕事をしており、手が空いた人から順に食事をする習慣だった。長じて、みんな揃って「いただきます」をしてから食べるのが常識だとは知らず、戸惑った。
  • 名古屋市内のとある町内でのこと。二人の人が少し離れて歩きながら、大声で喋る。中国語で。真夜中に。近所迷惑。日本と中国では静けさに対する常識が違う。
  • 三重から名古屋に出て来た時、名古屋駅でみんなが喋らないのが気持ち悪かった。
  • 近鉄(名古屋線)の客は電車内の席で詰めて座らない。名古屋地下鉄の客はちゃんと詰める。
  • 学生時代の友人だった京都の造り酒屋の息子は、やたらに多い年中行事でやることがはっきりしていて、例えば◯月◯日はどこそこの饅頭屋で饅頭を買って・・・と決まっていた。そうした常識、しきたりに逆らうことはできないようだった。
  • 家族で赴任した北陸の◯◯村の保育園では、挨拶しても誰も返事しない。挨拶するのはよそ者。強固な序列ができていて、崩れない。新参者は序列の位置付けが確立していないので立場がない。居心地が悪かった。
  • 挨拶の目的は ? 子供に挨拶しなさい、というのはなぜ ?
  • 知り合い同士の挨拶と、知らない人同士の挨拶は違う。
  • 登山で、行き交う人に挨拶するのはは常識だが、ロープウェイの山頂などですれ違うレジャーで来た人には挨拶しない。
  • 常識に沿って行動していると楽。余計なことを考えなくて済む。

話は次第にネットの世界やAIに進んでいった。

  • Appleは、AirMacのケーシングを削り出しで作っている。普通はダイキャストだが、削り出しだと部品点数が大幅に少なくて済む。壊れたら修理不可能だが、丈夫だし部品点数が下がることで故障の確率が下がるので、総合的に良しと判断している模様。
  • よく似た話で、テスラのクルマのボディはギガキャストで作っている。これまでの常識では多数の部品を溶接で接続していたところを、一体成形で作っている。ぶつかったら終わりだが、センサーの進化によりぶつからなくなれば大丈夫。
  • 大学の講義がネット上でできるようになった。出欠の取り方も変わった。
  • AIで常識が変わっていく。AIを使うのが常識になり、使いこなさないといけない。
  • AIで簡単に創作ができるようになると、著作権の対象となる著作物とは何かが難しくなる。例えば、 ジブリ風にAIに作らせた作品は、著作物と言えるか ?

最後に、話す機会はなかったが、私がふと思ったことを書き記す。

  • 犬や猫にも常識はあるのだろうか ?
  • 非常識な行動をする猫とかいるのかな ?

2025.6.15 M. Hayashi

※ 写真は、ベトナム料理屋で食べた牛肉のフォー。左に添えられているのは、ミントともやし。大きなミントの葉を汁に浸して食べる。かなり強烈。これがあちらの常識なのかな ?

8か月前