農業体験農園の講習会 #4

10月7日(日)、木の山あすなろ農園の講習会にM. Yokoiさんと参加しましたので、報告します。

しばらく台風や長雨が続きましたが、このところ秋らしい天気が続いて畑の状況も落ち着いてきました。この日の作業は、ニンジンとダイコンの間引き、追肥、畦切・土寄せ、そして共用の畑で育った落花生の収穫です。

本日の作業表

ダイコンとニンジンは順調に育っていますが、密集しています。これを間引くわけです。

複雑研の看板とダイコン 間引き前

ダイコン 間引き後

ニンジン(奥) 間引き前

ニンジン 間引き後

他の作物も順調に育っています。

ホウレンソウ

サニーレタス

たぶんキャベツ(根っこが露出しています)

全体像はこんな感じ(黙々と作業するM. Yokoiさん)

次は、それぞれの野菜に追肥を施します。作物と作物の間に溝を掘り、化成肥料をパラパラと蒔いていきます。量がわからないのでちょっと控えめにしておきました。その後、鍬(クワ)で区画内の畦(通路)を少し掘って拡げ、そこで出た土を両側の野菜の根元にかけていきます。これを土寄せというそうです。キャベツなどは雨で根元の土が流れて根っこが露出してくるので、こうして畦切して出た土を寄せてあげるのだそうです。畦は雨の通り道になるので、傾斜をつけると良いのですが、これはなかなか難しいです。

追肥(化成肥料)

溝を掘って追肥を施し、畦切、土寄せをしたところ

さて、そうこうするうちに共用の区画で落花生掘りが始まっていました。たくさん収穫できて、その日参加した12区画の参加者でほぼ均等に分けてお持ち帰り。ラッキー!

落花生

木の山あすなろ農園は、半期に一度、新しい土を入れ、元の土や肥料といっしょにトラクターで起こして新しい農地を作っているようです。今は、8月中旬にそうした作業を行った後の農地で作業をさせてもらっています。ですから、その時点では雑草はほぼゼロ。その後、雨も多くて雑草が相当茂り、9月16日には相当引っこ抜きました。その後は気候も落ち着き、写真のとおりあまり雑草は生えていませんでしたが、あちこち観察をしていてこんなのを見つけました。これは何だろう?

ダイコンのように見えますがたぶん違います。でも、食べられそうな葉っぱですね。

この日の作業はこんな感じで10:30頃に終了。9時スタートだったので1.5時間。私達は遠方から来ていますが、近くの方なら朝ちょっと出かけてきて軽く作業をすれば済みそうです。隣の某保険会社さんの区画では複数の家族が来ていて、わいわいと楽しそうに作業していました。

近くの畑のイネ科の雑草(一面この草なので、もしかすると飼料用か?)

ニンジンの間引き菜

分けていただいた落花生(茹でて食べました)

M. Hayashi 2018.10.13

6年前