ゴールデンウィーク真ん中の5月3日(水・憲法記念日)、「一宮とその周辺 〜木曽川の恵みとレンゲ農法〜」と題してぶらりツアーを挙行した。好天に恵まれ、13名が参加。コロナも落ち着いてきて参加者が増えたことは喜ばしい限り。
今回は、全面的にF. Hoshinoさんのマニアックな企画である。朝、一宮市三岸節子記念美術館に集合。三岸節子は、1905(明治38)年、愛知県中島郡起町(現一宮市)生まれの女流洋画家。油彩による風景画などをガイド付きで見学した。
続いて、一宮市尾西歴史民俗資料館を見学。こちらは私は二度目であるが、朝鮮通信使関連の展示がある。朝鮮通信使の一行が美濃路を行き交うとき、橋がかけられていない木曽川に300艘もの船を並べて橋を作った。その船橋の模型が展示されているのだ。
木曽川に架けられた船橋の模型
見学後、木曽川沿いに車を走らせ、「中野の渡し」に移動。木曽川を羽島市側の船着場まで渡船。この船は県営で、なんと無料。穏やかな日で波もなく、のんびり数分の船旅であった。
羽島市側の船着場からは、「魚勝」まで1.5kmを歩いた。地元で大人気の鰻・川魚料理屋である。鰻丼やひつまぶしを賞味し、大満足。再び1.5kmを歩き、渡船し、中野の渡しに戻った。
レンゲが花盛りのHoshinoさんの田んぼに移動。トラクターによるレンゲ漉き込みの実演を見学し、エンドウとさくらんぼの収穫を体験させてもらった。
あとは銀杏で有名な祖父江の祐専寺を見学。喫茶店で休憩した後、解散となった。
2023.5.14 M. Hayashi
※冒頭の写真は、一宮市尾西歴史民俗資料館にて。女性が5名も参加してくれたのは複雑研では初めてかもしれない。