新年最初の例会は、折しもオミクロン株の感染拡大により、愛知県で何回目かの「まん延防止等・・措置」(通称マンボウ)が出された1月21日(金)、スペーシア会議室にて開催。出席者は、リアル3名、リモート5名、計8名。この日のテーマは「2022年に注目したいこと」とし、出席者から自由にご意見をいただいた。
2022年は、1972年から数えて50年である。1972年には、札幌冬季五輪、あさま山荘事件、沖縄返還、田中角栄首相就任、ニクソン大統領の訪中、日中国交正常化など、歴史が大きく動いた年だった。日本では、吉田拓郎の「結婚しようよ」の大ヒット、荒井由実のデビュー、はっぴいえんどの解散など、文化面でも時代を画する出来事が多かったと思う。その後、1976年に文化大革命が収束した後、中国では開放路線が本格化していく。あれから50年。さて今年はどんな年になるでしょうか。
- 学生時代、文化大革命時代の中国に列車で旅行したことがある。また、就職後には南京を訪問した。
- 日中国交正常化の頃に西安を訪れた。革命委員会が歴史をしっかり勉強し、日中関係の歴史をきちんと整理していたのが印象的。ちなみに、西安は習近平の故郷である。
- 70年代の事件としては、ロッキード事件が印象深い。
- お得意の共通ルールづくりを武器に、カーボンニュートラルをEUがリードしている印象。EVへの急速なシフトなどで苦戦する日本はこの先どうなっていくのか心配。
- 自動車に依存する愛知県は非常に厳しい。
- 期待されていた航空機がコロナ禍で厳しくなり、次の産業が見えなくなった。
- グローバル化によって外来種がどんどん入ってくるようになった。もはや防御のしようがない。
- 日本は多様性、ダイバーシティの観点で世界の流れについて行けていない。ジェンダー指数も低いまま。このことがイノベーションを妨げているのではないか。
- トンガ沖で海底火山が噴火し、津波が日本まで押し寄せたが、噴煙により今年や来年は冷夏になるかもしれない。農業への被害が心配。
- この10年、地震や火山の噴火などが多い。地殻変動の活動期に入ったのではないか。
- スマホやバーチャルなゲームなどに依存する若者や子供が増え、リアルなコミュニケーションが減っているのが心配。ちなみに、我が家では「カタン」というボードゲームを家族で楽しんでいる。
以上、話は盛り上がり、2時間があっという間に過ぎてしまったが、懇親会はなしでした。
2022.2.3 M. Hayashi
カテゴリー: 例会