例会の記録 2020年8月 -これからの製品アイデア創出法-

8月21日(金)、スペーシア会議室にて例会を開催。今回も、リアルとZOOMによるリモートを組み合わせて開催。出席者は、リアル5名、リモート7名の計12名。だんだんリモート参加が増えてきた。

この日は、C. Yoshidaさんによる「これからの製品アイデア創出法」と、M. Hayashiによる「カスケード博士と愉快な仲間たち」の2本立て。

これからの製品アイデア創出法

今日の一つ目のお題は、イノベーションを生む製品アイデアは、ユーザーとの共感から始まるデザイン思考から発現するというテーマです。人間の発明(製品アイデア)は人類の歴史と共にカスケードのように連なっているというものです。

まず、製品とは何か。美術品は作者の感性(美)に共感したり、それが貴重なものだから人はお金を払うもの。製品は生活、快適、幸福感のためや、社会への貢献のためにお金を払うもの。その中間に工芸品がある。

イノベーションとは「新たなものを創造し、変革を起こすことで経済や社会に価値を生み出す様」※ヨーゼフ・シュンペーター

従来の製品アイデアは作る側(メーカー)がアイデアを創出する「シーズ志向」と顧客(ユーザ)のニーズ(要望)によりアイデアを創出する「ニーズ志向」であった。

モノがあふれている現代、欲しいものはすべて世の中にある。顧客(ユーザ)に何が欲しいかと聞いても顧客もわからない。今あるものを作っていては、価格競争となり企業の成長は望めない。

今までにない新しいモノを作らなければメーカは成長しない。イノベーションが必要。

びっくりするモノ感動するモノ。それは顧客自身も知らない。わからない。

ユーザーに感動を呼び起こすアイデアが製品に必要。デザイン思考のプロセスが必要となる。

デザイン思考の新製品イノベーションプロセスとは。次の4段階。

共感:想定ユーザーの気持ちを理解
問題定義:想定ユーザーにどんな感動を与えるか
アイデア創造:実現の方法、製品アイデア
試作・テスト:本当にユーザーに感動を与えられるか素早く確認する。

アイデアは無からは生まれない。知識、経験の組み合わせから思いつく。一人より多人数の知識、経験は多くの組み合わせ。3人寄れば文殊の知恵。30人寄れば10倍文殊の知恵。右脳(感性)と左脳(理性)をフル回転。楽しく、ご機嫌に。

イノベーションを起こすには、

▶︎ デザイン思考でユーザーの感動を呼び起こす斬新なアイデア(仮説)。

▶︎ とにかくやってみる、早く、小規模で、すばやいテストを行う(検証)。

▶︎ すばやい製品化が肝要。すべて自前は時間がかかる。味方をつけて(協力者)。

▶︎ デザイン思考のアイデア創出の方法として「アイデアソン」がある。

▶︎ 素早いテストのためのプロトタイプを「ハッカソン」で実現化する。

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後半のカスケード博士と愉快な仲間たちについては、別途報告します。

2020.10.1、10.6 C. Yoshida, M. Hayashi

2か月前