柿酢を作ってみた!(後編)

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、柿酢を作ってみた!の後編です。

前編

12月8日に柿の実6個をびんに詰め、ペーパーナプキンで蓋をし、毎日へらでぎゅっぎゅっと押し込むこと1週間、その後はほぼ放置してあったのですが、1月12日、1ヶ月すぎていよいよ柿酢を搾る時がきました。

小鍋にざるを置いて、ふきんをセットします。そこに柿酢の元を入れます。

自然に酢が滴り落ちるように1時間ほど放置した後、ふきんにくるんだ柿酢の元をへらでぎゅうぎゅう押して、酢を搾ります。すると搾りかすが残ります。種がたくさん入っていますが、何かに使えないかなあ?

漏斗を使って搾った柿酢をびんに詰めます。

6個の柿から150ccくらいの柿酢ができました。途中、中間段階の「なます?」を料理に使ったりしたので少し減っていますが、6個の柿から150ccというのはあまり効率的ではないですね。

少しだけ残した柿酢の元(柿なます?)をダイコンのスライスにかけてみました。

完成です。味は、普通の酢よりマイルドで、ちょっぴり柿の香りがします。

以上、柿酢作りはとっても簡単で、できた酢の品質も満足できるものでした。でも、巷の店で柿酢を見たことはありません。製造している会社もほとんどないみたいです。なんでだろう?

理由を考えてみました。
1. あまりに簡単なので誰もかえって作ろうとしない
2. 甘柿はそのまま食べれば良いので酢にするともったいない
3. 渋柿は干し柿にすれば良いので酢なんかにしない
4. 実は作り方が知られていない

さて、どれが正解なのでしょうか?

参考
丸ごと小泉武夫 食マガジン
柿酢の作り方

M. Hayashi 2019.01.14

6年前