例会の記録 2018年11月 ちょっと気になるシェアリングサービス

複雑系応用ビジネス研究会 2018年 11月例会

日時 11月16日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
参加者 8名

1. ちょっと気になるシェアリングサービス

KitchHike(キッチハイク)

「キッチハイク」というシェアリングサービスがあるそうです。10月10日の毎日新聞「ニッポンの食卓 第4部 誰と食べる?」で紹介されていました。家庭料理を作って食べてほしい人とみんなで食べたい人をマッチングするサービスです。一種のシェアリングサービスですね。こういう食事会を「ご飯会」といいますが、許可が必要な飲食業ではなく、あくまで料理教室の延長線上との位置づけなのだそうです。

初めて顔を合わせる知らない人どうしが知らない人が作った料理を食べて、楽しく時を過ごす。いかにも現代風ですね。既存のビジネスの周辺にニッチな領域を見つけてうまくビジネス展開している好例だと思います。

それにしても、キッチハイクという名前が洒落ています。ヒッチハイクは知らない人にクルマに載せてもらうことですが、キッチハイクは知らない人のキッチンにおじゃまして、知らない人と食事を楽しむというわけです。

「きょうは、みんなで食べよう」のキャッチコピーがすべてを物語っています。「孤食」から「みん食」へ。ユーザーは30代が中心だそうですが、これからのトレンドになりそうですね。

2. シェア農園 当初の構想と「木の山あすなろ農園」の比較検討

木の山あすなろ農園の経過を報告し、シェア農園の当初の構想との比較検討を行いました。

3. 複雑研アート展について

多士済々の複雑研メンバーによるアート展。以前から何度も話題になっていましたが、いっかな実現していませんでした。そこで今回は、このウェブサイト上に写真やショートムービー、デザイン、絵画、インスタレーション、音楽・音響、やきもの、料理、生け花、盆栽、焚き火? などを展開(モノは写真展示ですね。)したいと思います。テーマは、例えば「雑」はどうでしょうか?・・・「雑草」「混雑」「雑巾」「雑念」など

その他、忘年会、ぶらりツアーについて検討しました。

M. Hayashi 2018.11.23

アイキャッチ画像は、名古屋市博物館で開催されている「古代アンデス文明展」より、「儀式用ケープをまとった人間型超自然的存在の像が付いた土器の壷」(後期モチェ文化)です。

展示では、“牙を持つ人間型超自然的存在が儀式用装束をまとい、ヘビの胴にネコ科動物の頭がついた生物を両脇に従えて経っている場面を表現している。手を合わせて上を向き、あたかも天にいるなにものかと対話(あるいは懇願)しているかのように見える。”と説明されていました。壷の前面にの左は、ほら貝だと思われます。右は壷?

これは横から撮影した写真。ケープが見えます。

6年前