8月26日(日)、木の山あすなろ農園の講習会に参加してきました。秋・冬シーズンの最初の講習会です。
7月に見学させていただいた時は、夏野菜の収穫時期で、各区画で実った夏野菜を皆さん楽しそうに収穫していました。その後、お盆頃までにいったん収穫を終えて、農園主さんがあらためて整地、土づくり、施肥などして、改めて区画割りをされた模様。
この日の参加者は、T. & M.Yokoiさん、M.suginoさん、私の4人。みんなほぼ素人です。入園者全体では10人ちょっとでしたか。小さなお子さんもちらほら。地元というより近隣の名古屋市民が多いように思います。
9:00より、農園主の江本さんより説明。秋・冬シーズンに各区画で作付する野菜をプロットした図面をもらいました。
「木の山あすなろ農園」は市民農園ではなく「農業体験農園」といって、農園主が自ら運営する農園に、希望する市民(「入園者」と言います。)に入ってもらい、農園主の指導の下、種蒔き、植え付け、草取り、収穫など一連の農業体験をしてもらうという趣旨。あくまで農園主が作った作付計画に沿って、市民が参画する形で野菜を栽培して、収穫した農産物は入園者が全量買い取るという仕組み。入園者は、手ぶらで農業体験ができて、旬の新鮮な野菜をゲットできますが、自分の好きな野菜を育てることはできません。野菜の買い取り込みの入園料は、年間43,000円です。
1区画は3m×9m=27平米です。12くらいの区画があります。このたび複雑研として入園者契約を結び、楽しく農業体験をさせていただくとともに、シェア農園のビジネス手法について研究しようというわけです。
説明の後、このうち10区画の抽選があり、我々は10番を引き当てました。
続いて、江本さんのパートナー、山口さんの指導の下、まず青首大根、続いてにんじんの播種(種まき)をしました。
割り当てられた区画の農地の1/16(1.5m×約1m)を少し耕し、深さ数センチの溝を掘って、まず大根の種をまきました。続いて、1/16の農地ににんじんの種を蒔きました。数えたわけではないですが、大根の種は100粒、人参は200粒くらいあったと思います。
如雨露でたっぷり水をやってこの日の作業は終了。来週までには芽が出て、間引き菜が収穫できるかも。
このあとは、共有で作付してもらっている野菜の世話。サトイモ畑でこんな虫を見つけました。
よく似た色・模様のイモムシもいたので、不思議に思って調べたところ、いずれもセスジスズメという蛾の幼虫でした。成長するにつれて模様が変わっていくので、別の虫かと思ってしまいますが、同じ種です。(・・・ウミウシみたいでちょっとカワイイですが、とんでもない害虫みたいです。見つけたら駆除しませう。)
10:30には終了し、げんきの郷へ。昼食、お風呂、買い物・・・充実した一日でした。
M. Hayashi 2018.09.01