シェア農園 & 食堂

「シェア農園 & 食堂(Shared farm & Cafeteria)」は、2017年から2018年にかけて例会の場で取り上げ、あれこれ議論しているテーマです。

2018年4月の時点で構想している内容は、以下のとおりです。

コンセプト
様々な制約の中、ストレスフルな日常を送り、人生の目標を見失いがちな現役世代の自己実現の場として「シェア農園 Shared Farm」を提供する。また、農園が軌道に乗った段階で「食堂 Cafeteria」を開設し、農園と一体となったビジネス展開を指向する。

主体・管理・協力
主体:40~50代を中心とする現役世代及びリタイア世代で構成される複数のグループとその集合体
事業全体の管理:農業、料理、栄養、健康、情報、デザイン、マネジメント等の専門家から構成されるプロボノ衆
協力:地元の役所、地元企業の健康保険組合、福利厚生団体(社員互助会、OB会等)など

全体の事業内容
● 一定規模の農地において、現役世代とリタイア世代が混在する複数のグループとその集合体が共同で「シェア農園 Shared Farm」を運営する。
● 農園では、グループ間で品目、農作業の分担ルール等を調整したうえで、四季折々、多種多様な農作物を栽培する。
● 栽培に当たっては、輪作、混作、益虫/鳥の活用、緑肥・バンカープランツの活用、IoT・SNSによるセンシング・情報共有などの手法により、有機・無農薬農法を実践する。
● 園内(ハウス内など)に居心地の良い空間を用意し、休憩、交流等で活用する。
● 農機具等は農園全体で共有し、参加者は、熟達者の指導の下に利用する。
● 収穫物は市場には出さず、一定のルールの下、グループ間・メンバー間で分け合う。
● 時折、ミニイベントを開催し、メンバーの家族・友人等を招く。
● 収穫物を活用した新しい料理や加工食品の開発を行う。
● 軌道に乗った段階で、農園内又は近隣に、メンバーとその家族・友人向けの「食堂 Cafeteria」を開設し、徐々に対象を一般に拡げて行く。

M. Hayashi 2018.04.29

※写真は、2017年11月、M. Asadaさんちの畑で撮影したサトイモの写真です。奥の方に足が写っていますが、一体誰の足だろう?

7年前